マスクとマスコミ

マスクの無意味さがようやく認識されてきたのか、マスコミの論調が変化してきている。

むしろ弊害の方が多いマスク強制圧力が根絶される日も近い。

保健衛生的な観点からは無意味だけれども、それ以上に無視できないのは、同調圧力に対していかに脆弱な個人の意識のありようが露呈されたこと。

マスコミで流された防護服を厳重に着込んで消毒作業をする姿と、ペラペラのマスクで感染が防御できるという矛盾は少し考えれば理解できることだけれども、テレビを中心とするマスコミの印象操作によって、マスク着用の同調圧力は極限まで強まった。

マスコミは一つの事件事故についてそれが視聴率が取れるとなると集中的に報道を繰り返す。その報道に意味があるかどうかとはかかわりなく、視聴率が取れるかどうかが編成編集の基準となる。

一時は「コロナ」ばかりが報道の大半を占めていた。

「ウクライナ」「観光船沈没」「補助金誤送金」そして芸能人の自死。

繰り返される同様の内容は重大な問題を隠蔽する役割も果たす。

コロナ対策の使途不明金11兆円、これは16兆円とも言われているがマスコミはほとんど報じない。

基本的人権を侵害する憲法を巡る策動もほとんど報じられることはない。

現下で流される報道と、隠蔽される報道のいずれが自分たちの今後の生活や営業に大きな影響を与えるかを判断するメディアリテラシーが問われる。

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